専門家が”いぬとねこ”について解説してみた

犬と猫の病気についてわかりやすく解説します

【犬と猫にノミとダニがついてしっま時】散歩帰りにノミ・ダニがついていてどうすればいいか心配になったことはありませんか?

 そろそろ、暖かくなり始めてお散歩が楽しくなる時期になりましたね。そこで、気になるのがノミとダニです。公園などに行くと思いますが、その時にワンちゃんが草むらに入って行ってしまうことがよくあるのではないでしょうか?そして、その草むらや藪の中に潜んでいるのがノミやダニです。今日は、ノミやダニがついてしまった時の対処法を解説したいと思います。

 

 

 ダニがついてしまったら

 まず、大切なのは慌ててとらないことです。無理に引っ張って取ると体だけ取れて頭が皮膚に刺さったまま残ってしまいます!

 では、ついてしっまた時はどうすればいいのか。それは駆虫です!駆虫薬をつけて自然に落ちるのを待ちましょう。ただ、ここでも注意点があります。それは、市販の駆虫薬は効果が弱いということです。なので、動物病院へ行きしっかりした駆虫薬を処方してもらいましょう。

 

ノミがついてしまったら

 ノミは基本的には猫の方が多いイメージがありますね。犬、猫でもっとも一般的についているノミの種類はネコノミ(Ctenocephalides felis felis)です。犬の92%以上、猫の97%以上がネコノミみたいです。稀にイヌノミもいるそうですね。

 ノミは動きが早く少しついているだけだと、見つけられないことも多いかなと思います。そんな時は、ノミ糞をチェックしてみて下さい。体に小さい黒っぽいポツポツしたものがついていたらノミの糞の可能性があります。ノミ糞はティッシュペーパーなどにとって濡らすと赤~茶色ににじみます

 では、どうすればいいかですがダニと同様に駆虫が一番です。駆虫せずに洗ってもなかなか取れないことが多いですね。そして、環境つまり家の掃除です。しっかり、掃除機で吸引し、場合によっては殺虫剤等による駆除も必要です。ただ、殺虫剤は動物にも有害なこともあるので注意が必要です。

 

ノミとダニからうつる感染症

 最後にノミやダニから人にうつる感染症もあるので注意が必要です。

ダニではライム病重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など、ノミでは猫ひっかき病

 などがあります。

 SFTSはダニにかまれて感染した猫、犬から直接うつることが報告されているので注意が必要です!