専門家が”いぬとねこ”について解説してみた

犬と猫の病気についてわかりやすく解説します

【犬を飼った時にやるべきこと】犬を飼ったとき、予防接種など何があるかわからないということはありません?

 犬を飼った時に予防についての話をいろいろ聞くと思いますが、実際に何があるのかよくわからない。いつやればいいかわからない。といったことはありませんか?今回は最低限やるべき予防にはどのようなものがあるのか解説したいと思います。

 

 

 混合ワクチン

 混合ワクチンはいろいろな種類の病原体の予防ができます。コアワクチンといって必ず接種した方がいいものと、ノンコアワクチンといって生活環境によっては接種する必要があるものがあります。

 コアワクチンは犬ジステンパーウイルス、犬パルボウイルス2型、犬アデノウイルス2型の3つになります。したがって、最低限この3つの入っているワクチンを毎年1回接種しましょう。

 子犬の場合は8から9週齢で1回目を接種し、その後3から4週間おきに2回の追加接種を行います。つまり、子犬では初年度に3回のワクチン接種が必要です。その後は1年おきの追加接種になります。

 

狂犬病

 日本では法律で義務化されているので、毎年必ず行ってください。病気等で打てない場合は動物病院に相談しましょう。状況によっては猶予証明書を発行してもらえます。

生後91日齢以降で毎年1回の接種が必要です。

 

フィラリア

 フィラリアは心臓や血管に寄生する寄生虫です。暖かくなってくると、蚊に刺されることで感染してしまいます。したがって、暖かい地域では1年間予防が必要な地域もありますし、全く予防が必要のない地域もあります。関東地方では春から秋にかけてのが予防シーズンです。予防のシーズンが地域によって違うので、近くの動物病院に確認しましょう。

ノミ・マダニ

 ノミは基本的には夏ごろが感染のピークですが、家の中は暖かく部屋のなかで増えていることもあるので、1年間予防することがお勧めです。人もノミにかまれて痒くなったり、寄生虫に感染することもあります。

 マダニは春から感染が出てきて、夏ごろと秋に2回も感染のピークがあります。動物ではバベシア症、猫ヘモバルトネラ症といった病気、人ではライム病、日本紅斑熱、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)といった病気を媒介するので注意が必要です。おすすめは1年間予防した方がいいですが、少なくても春から秋にかけての予防を心がけましょう。

 

まとめ

 基本的には、混合ワクチン、狂犬病、フィラリア、ノミとマダニの4つになります。狂犬病と混合ワクチンは毎年1回。フィラリア、ノミとマダニは春から秋(地域差あり)と覚えておきましょう。