獣医師が”いぬとねこ”について解説してみた。ときどき、ハムスター日記。

犬と猫の病気についてわかりやすく解説します。たまに、ハムスターのかわいい写真を紹介します。

【子猫の飼い方】もしも、子猫を拾ったらお世話できますか?

 今回は子猫のミルクのあげ方、排便や排尿のやり方について解説したいと思います。

子猫の12週齢までの死亡率は多くて40%近くもあります。子猫はすぐ状態が悪くなってしまうことが多いので、飼う場合はしっかりお世話をしてあげましょう。

ミルクについて

 ミルクの温度は35~38℃にしましょう。一日に必要なカロリーは体重100g当たり15~25kcalです。子猫の胃の容量は体重100g当たり4~5ml程度なので1回量がこれを超えないようにしましょう。

 3週齢くらいで離乳を開始していきますが、それまではこまめに給餌が必要です。特に生後0~1週齢では2~3時間おきの給餌が必要になります。もちろん、夜中も給餌が必要なので飼う場合はかなり大変だと思います。

 ミルクのあげ方ですが、うつ伏せで顔を少し上にあげた状態であげるようにしましょう。

 

排便・排尿について

 自力で排尿、排便が出来るようになるのは生後3~4週齢になってからです。なので、それまでは排便、排尿を手伝ってあげないといけません。やり方ですがお湯で濡らしたコットンなどで陰部を優しく刺激してあげましょう。綿棒などを使ってもいいかもしれません。

 排尿は2~3時間おきに必要なので、ミルクをあげるときに一緒に行いましょう。薄い黄色が正常ですので、色が濃いときは脱水している可能性があります。

 排便は哺乳期には数日に1回薄い黄色の柔らかい便が出ます。離乳後は茶色の便が毎日出るようになります。

 

寝床の温度について

 子猫は低体温になりやすく、体温が下がると食欲がなくなりすぐ弱ってしまいます。なので、温度管理はしっかりしましょう。温度の目安は0~1週齢では29-32℃、1~2週齢では26~29℃、2~3週齢では24~27℃、3~4週齢では21~24℃です。湿度は50~60%くらいにしましょう。

 

 

子猫の年齢の見分け方についてはこちらの記事をどうぞ

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